学校や一企業でもよく使われているVlookupという関数。
みんな使ってるけど、実際これどうやって使うの?Vって何!?Lookupってなんか見るの!?など、全く想像つきません。今回は教室のクラス内の”生徒”と”先生”に例えて説明させて頂きます。
めちゃめちゃよく使うよね。この関数
イメージ図
“検索値”を設定し、”範囲”から持ってくる
ある教室での出来事。
先生が「出席番号「〇」番の人!」と叫び、生徒が「はい!」と返事をして前に出る。
そんなイメージです。
VLOOKUP関数の書式
まずは実際の書式を見てみます。
当てはめる数値は4つ。
[検索の型] は省略値と言って、入力してもしなくてもどっちでも良いよ~! 入力しなかったらこっちで勝手に入力するね~! なので、入力しなくても動きます。
イメージ図に当てはめてみる
当てはめてみた書式
こんな感じ。
そして最終的に
この「3番の子」が前に出てくれば、
先生も大満足です。
一つ一つ見ていきましょう。
・先生「3番の人!」(検索値)
まず、検索する「キー」を設定します。
何を基準に持ってきますかー、という部分です。
先生の場合、3番という出席番号を出してきていますが、対象の生徒の名前、あだ名、住所(先生、、、住所はバラしちゃダメですw)、など出来るだけ「個人を特定できるようなもの」をキーと設定しましょう。
なぜ、特定できるものがいいのかと言うと、後で出てくる検索範囲にて詳しくお話いたします。
まずは、
・検索値には、個人を特定できるようなもの(キー)を設定する
・教室の生徒全員(範囲)
次に、「範囲」です。
これは想像つきやすいと思いますが、どの範囲の中から対象のデータ(今回は生徒)を持ってくるか決める部分になります。
生徒であれば教室の中、また学校の中、など持ってくるデータ(生徒)が入っている範囲で指定します。
・範囲には、持ってきたいデータ(生徒)が入っている場所(教室・学校)を指定する
・どの情報が欲しいか(列番号)
この列番号では、実際に欲しいデータは何の情報(どの列なのか)なのかを指定する部分になります。
先生が「出席番号3番の人ー!」と呼んでいますが、先生はその3番の人のどの情報が欲しいのか。
名前なのか、性別なのか、身長なのか、実際に欲しいデータを列として指定します。
・教室や学校など、データ(生徒)が入っている範囲を指定する
・いない時は ([検索の型])
最後に「検索の型」です。
これは、その生徒がいないときどうするかを指定してあげるものというイメージで良いかなと思います。
検索の型には2種類の型が存在し、
「完全一致型=true」と「類似検索型=false」があります。
・完全一致型
「3番の人ー!」と呼んだとき、3番以外の人はこない
・類似検索型
「3番の人ー!あっいなかったら2番か4番の人ー!」。という感じで合っていなくても近くの人を呼び出すことが出来ます。
Excelデータで見てみる
実際のExcelの表情で表したものがこちら。
まとめ
VLOOKUP関数はめちゃめちゃよく使う関数です。
きちんと覚えてみましょう。